社団法人高松青年会議所
4.合併後の高松CITY 〜 地域コンソーシアム
 市町合併は、高松の輪郭を変えた。同一の経済圏とは、勤める場所と住む場所、そして生活として移動する範囲がほぼ同じ人々で形成される圏域であり、それが現在の市町合併の考えにつながっている。単に、大きければいいという行政効率だけが目に付きやすいが、本来は、同じふるさと意識を持ちえる範囲を同一の行政区域とするのが理想である。残念なことに、合併協議の過程が基本的に1対1で結ばれたものであり、さらに各町それぞれの思惑が交錯し、統一した本当に高松の未来のためのグランドビジョンの形成にはまだ至っていない。高松が沈む時は、その経済圏である周辺町も沈む時である。その一体性を優先し、このままであれば、財政崩壊するデッドラインを合併により後ろにずらし、自分たちだけの範囲から大きな範囲へ責任を移動させたに過ぎない。

 私たちは、今こそ高松の構成者としてしっかりとした確かな未来像をつくらなければならない。何でも近所に欲しがるような地域誘導を諦め、それぞれが持つ特性や文化を伸ばし活かす方向で圏域全体のスペックを効率的にかつ強化するために、俯瞰の視点を養うことが必要である。それこそが「地域コンソーシアム」というべき理念であり、また、基本は先に述べたコンパクトシティとなるべきである。

合併後の高松CITY 〜 地域コンソーシアム
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